ギターのDコードの押さえ方を解説!難しいけどコツをつかめば大丈夫!

Dコードは親指で6弦と5弦のミュート【ポイントはネックの握り方】

この記事はギターのDコードの親指のコツに特化した記事となっています。

「Dコードの6弦と5弦の×印ってどうやって弾けばいいの?」

ギターを弾き始めたばかりの人にとってDコードの6弦と5弦の×印(ミュートと言います)はどうやって弾いていいかよく分かりませんよね・・・。

この記事を読むとギターのDコードの6弦と5弦の×印(ミュート)のやり方が分かるようになります。

具体的には以下のようなことが分かります。

Dコードの親指ミュートについてこんなことがわかります
  • 親指を5弦まで届かせる方法
  • ネック上から出した親指で6弦と5弦の実音を出さずにミュート状態にする方法

ギターのDコードの6弦・5弦親指ミュートは難しい

Dコードの押さえ方,ダイアグラム

ギターのオープンコードの中でもDコードは1~3弦しか押さえない特殊なコードで5弦と6弦のミュートがとても難しいコードです。

※4弦は開放弦で鳴らします。

5弦と6弦の×印はミュートといって、Dの場合は親指で軽く弦に触れて音を消音します。

ギターのDコードで親指を5弦まで届かせる方法

「親指で6弦と5弦のミュートってどうやっても届かないんだけど・・・」

ギターを弾き始めたばかりの初心者は困ってしまいますよね。

例えばCコードやAマイナーコードのように6弦だけをミュートするのであればそこまで難しくはないです。

ですがDコードのように親指で6弦と5弦をミュートしなければならない場合コツをつかめないと親指が届きません。

では一体どうやって親指を5弦まで届かせるのか。

その答えはネックの握り方です。

Dコードの場合親指を結構上から出さないといけません。
なので手のひらをネックにべったりくっつけるようなイメージで弾いてみてください。

 

手の平をネック裏にべったりくっつけている ネック裏の握り方が正しいと親指が5弦まで届きやすい 6弦・5弦のミュートがきちんと出来ている

↑色んな角度から写真を撮ってみました。

Dコードの親指ミュートが出来ていない人はネックと手の平が離れていないかチェックしてみてください。

【悪い例】親指が届かしづらい・・・Dコードの間違った押さえ方

以下はDコードの親指がネック上から出せない悪い例です。

Dコードの押さえ方の悪い例。手の平とネックが離れている。

↑ちょっとネックと手の平が離れてしまっています。

Dコードの押さえ方悪い例。親指が5弦まで届かない。

ネックと手の平が離れていると親指が5弦まで届きづらくなってしまいます。

なぜなら深く握りこめないので親指をネックの上から出すのが難しくなるからです。

Dコードの6弦と5弦のミュート方法【強く押さえると実音が鳴るので注意!】

続いては親指をネック上から出せるようになったあとの話です。

ギター初心者の人にありがちなのが親指に力が入ってしまうことです。

Dコードの場合人差し指と中指と薬指を使って押弦するのでこの3本にはある程度力が入っています。

力が入っていると言ってもガチガチに入っているわけではなく音がなる最小の力です。

ところが親指には力を入れてはいけません。
力を入れて押さえてしまうと6弦の2フレットとか5弦の2フレットあたりの音が出てしまいます。

コード表に書いてあるばつ印は実音を出すのではなくミュート音を出すという意味になっています。

ミュート音は親指で6弦と5弦に軽く触れた状態でストロークすると出てきます。

言葉で書き表すのは難しいのですが、「ドッドッ」というような打撃音が出る状態が正しいミュートです。

人差し指・中指・薬指には力を入れて、親指には力を入れない状態は慣れるまでは難しいです。

なのでギター初心者の人は1弦の音を押さえずに省略コードで練習を始めることをお勧めします。

省略コードを駆使して30日でマスターするギター講座というDVDがあるのですが、そういった教材を利用して挫折を味わらないということも大事です。